釣りと不動産

主に釣りと不動産

不動産業について分かりやすくまとめてみた

f:id:urerejam:20190917215911j:plain【不動産基礎知識】



こんにちは!フドナビ管理人のテツです!


本日は、不動産業について勉強していきましょう。
私は、大学を卒業した後、不動産業界に就職しました。当時、特にやりたいこともないポンコツ大学生でしたので、『内定もらったから、この会社に決めようかな。それなりに稼げそうだし。』という浅はかな考えで不動産業界に飛び込みました。意気込みだけは人一倍あり、『さぁ、仕事頑張っていっぱい稼ぐぞ!!』と新入社員生活をスタート。そして、あっという間に挫折。不動産業について、わからないことだらけで非常に悩み、苦労したことを記憶しております。


Aさん 「ねぇ。Bはさ。土地の所有者だったら何がしたい?」


Bさん 「うーん。何しようかな。突然言われてもわからないな。」


Aさん 「そうだよね。どんな活用方法があるのか不動産屋さんに聞いてみよう!」


不動産業界で働きたい方や不動産業界について知りたい方のために、
本日は、不動産業についてわかりやすく解説いたします!

○土地の活用方法を考えよう!

土地の活用方法はどのようなものがあるのでしょうか。あなたが、土地を所有している地主さんだと想像して下さい。この土地を何も活用せずに放置しておくにはもったいない。でも、どのように活用して良いかがわからない。

さぁ、どのよう活用していくか。街を探索するとヒントが見えてきます。
駐車場になっている土地や、建築現場になっている土地、果物や作物を育てている土地もありますね。
実は、土地の活用方法は大きく4つに分類することが可能です。


①売却する。
所有権を買主に移転し、対象地を買主に引渡します。その対価として現金を受けとります。

②賃貸する。
借地や駐車場として貸出し対価を得ることです。近年は、コインパーキングとしてパーキング会社にサブリースさせる契約が流行ですね。

③建設する。
賃貸物件や自宅を建設することです。賃貸物件の場合、アパートやマンションを建設し部屋を貸出し、対価を得ます。自宅は説明不要ですね。近年は、賃貸併用住宅と呼ばれる、賃貸付き自宅も人気があります。

④農地にする。
田んぼ・畑として利用する。これは、農業の話になりますが、作物を育て、売却することで対価を得ます。


大きく4つに分類し活用方法を紹介しました。全て不動産業が深く関わっており、それぞれのプロフェッショナルがいます。例えば、売るなら『不動産仲介業』、貸すなら『不動産賃貸業』、建てるなら『不動産開発業』、建てた後の建物管理は『不動産管理業』が関連してきます。順番にどのような仕事なのか見ていきましょう。

○「不動産仲介業」とは。

不動産仲介業を簡単に説明すると、不動産を売りたい方、買いたい方と不動産を貸したい方、借りたい方の仲立ちをして取引を円滑に進めるプロフェッショナルです。買いたい方と売りたい方を繋ぎ合わせることを売買仲介と言います。貸したい方、借りたい方を繋ぎ合わせることを賃貸仲介と言います。みなさんが不動産屋さんと聞いて、最もイメージしやすいのがこの不動産仲介業ではないでしょうか。

○「不動産賃貸業」とは。

不動産賃貸業は、説明するまでもないかもしれませんが、不動産を所有して誰かに貸す事業です。私たちは、ほぼ必ずと言って良いほど自分達の生活の拠点となる住まいを持っています。その形態には、自己所有か賃貸かに大きく分類することが出来ます。賃貸の場合、お部屋を借りる対価として、不動産の所有者に毎月賃料を支払っているはずです。この賃料収入を受けとる所有者が、誰もが一度は憧れる不動産賃貸オーナーです。あまり関係ないようで、私たちの生活に深く関係しています。

○「不動産開発業」とは。

不動産開発は、街中にあるマンション・ビル・ショッピングモールなどの商業施設を開発する事業です。この事業は、土地を仕入れる、その土地に建物を建てる、建てたものを販売するの3つの工程から成り立っています。不動産の場合、規模が大きく期間もかかるので「不動産開発」と呼ばれています。このような、事業を行う企業をデベロッパーと呼びます。いかに良いものを良い条件で仕入れ、付加価値の付いたプランニングをし、お客様に良い価格で販売できるかがデベロッパーの腕の見せどころとなります。

○「不動産管理業」とは。

不動産管理業は、街中にあるマンション・ビル・ショッピングモール・駐車場などの管理をする事業です。賃貸マンションや分譲マンションにお住まいの方はイメージが付きやすいと思います。『うわ!雨漏りだ!』、『上階の音がうるさいな。』など共同住宅で住む場合、何かしらのトラブルが発生する場合があります。そのようなときに円滑に生活が送れるように、対応してくれるのが管理会社です。
この例は、ほんの一部であり管理会社の仕事は管理する不動産により多岐にわたります。不動産業界の「縁の下の力持ち」といったところでしょうか。



○まとめ

■不動産業は『売却する。』『賃貸する。』『建設する。』『農地にする。』の4つに分類される。
■不動産仲介業とは、『不動産を売りたい(貸したい)方、買いたい(借りたい)方の仲立ちをして取引を円滑に進める事業』のこと。
■不動産賃貸業とは、『不動産を所有して誰かに貸す事業』のこと。
■不動産開発業とは、『土地を仕入れ、プランニングし、販売する事業』のこと。
■不動産管理業とは、『所有者の代わりに不動産の管理・維持をする事業』のこと。



Aさん 「へぇ~。不動産業の中にも色々あるんだね。」


Bさん 「私は、アパートやマンションを建築して賃貸オーナーになりたいな!夢の不労収入(笑)」


Aさん 「いいね!夢の不労収入のためにもっと不動産について勉強していこう!」


Bさん 「賛成!!」



私が、初めて勤めた会社は『賃貸仲介と賃貸管理』の会社でした。
入社した頃は、賃貸(チンタイ)すら読めないポンコツ新入社員でして、周りに沢山ご迷惑をお掛けしました。
本日は、簡単な触りの部分になります。後日、詳しく解説いたしますので、ぜひ覚えておいて下さいね!

FUDONABI運営者:テツ